製作課題16の動作検証

(電子さいころの動作確認:ゆっくりバージョン)

製作課題 16 1~6の目を出す「電子さいころ」を製作せよ。
具体的には、6進カウンタを設計・製作し、図A.16.1に示すようにカウンタの出力と7セグメントLED上の数字(1~6)を対応づけること。

回路構成と動作原理

本課題では、カウンタ回路の状態(2進数など)を7セグメントLEDの表示(10進数の1~6)へ変換します。この対応関係を図A.16.1に示します。

図A.16.1 カウンタ出力と7セグメントLED上の1~6の数字との対応付け
図A.16.1 カウンタ出力と7セグメントLED上の数字との対応付け

動作としては、スイッチ(SW)を押している間、6進カウンタにクロック信号が供給され、カウントアップ(1 → 2 → ... → 6 → 1)が繰り返されます。

動作確認

製作した回路の動作検証映像を以下に示します。
注記:この映像では動作シーケンスを分かりやすくするため、クロック周波数を意図的に遅く設定しています。実際の「電子さいころ」として使用する場合は、人間が目で追えない速度までクロックを高速化することで、停止時の数字をランダムにします。

動画 課題16の回路動作(低速デモ)