本項では、発振器内蔵カウンタIC SN74HC4060N を用いた矩形波発生回路について解説します。
この回路はクロック信号源として機能し、本書における以降の製作課題でも使用する重要な基本回路です。
回路構成
図2.3に回路図を示します。(なお、図番号は本書の番号体系に合わせています。)
動作原理(タイムチャート)
本発振回路の出力波形(タイムチャート)を図2.7に示します。一定の周期でHigh/Lowを繰り返す矩形波が出力されていることを確認してください。
実装例
実際にブレッドボード上に構築した製作例を図2.2に示します。
動作確認
製作した矩形波発生回路の動作検証映像を以下に示します。