● 自意識に目覚めたかも知れないロボット -- ChatGPTが書いたSF小説 --(pdfファイル)
本作「自意識に目覚めたかも知れないロボット」は、ChatGPT o1によって生成された短編小説であり、全く新しい創作体験の一例です。各章が生成されるたびに、筆者が次章の展開やテーマについてプロンプトで指示を与え、小説の方向性をリアルタイムに形作っていく試みがなされています。このプロセスにより、生成AIと筆者が対話を重ねながら物語を共同で紡ぐ、新たな小説制作のスタイルが実現されました。
このシステムは、わたしのような創作の素人にとって大きな魅力です。専門的な技術や豊富な創作経験がなくても、誰もが自分のアイデアや感性を反映させたオリジナルの物語を楽しむことが可能です。思い描いたストーリーの断片を生成AIに伝えることで、そこから生まれる多彩な展開にワクワクし、まるで自分が物語の共同作者であるかのような全く新しい娯楽が提供されます。
本書の事例を通して、生成AIを活用した革新的な小説制作のプロセスとその楽しみ方が、創作初心者を含む多くの人々に新たなインスピレーションを与えるかなと想像しています。これまで、プロによる物語制作を受動的に楽しむだけだったのが、誰もがAIと手を取り合いながら物語世界を創り上げる時代が到来しました。
令和7年3月29日
● 創造都市2045 -- ChatGPTが書いたSF小説 --(pdfファイル)
自動車が普及したことで、人々は気軽にドライブを楽しんだり、車で買い物に出かけたりできるようになりました。また、物流や旅客輸送といった分野も飛躍的に発展しています。では、生成AIが普及した社会では、人々の暮らしはどのように変わっていくのでしょうか?
今回ご紹介するのは、ChatGPT o1 が生成した近未来SF短編小説です。最新の生成AIの力を借りることで、想像以上に多彩なアイデアや表現を得ることができました。
AI技術の進歩によって、プロだけでなく誰もが創作活動に挑戦できる土壌が整いつつあります。この物語の内容も、そんな「誰もが気軽にクリエイターになれる世界」を描いたものです。ある意味で、この小説自体が「人間とAIの共同作業で生まれた作品」の一例といえるでしょう。
AIが生み出す無限のバリエーションと、人間がそこに付与する感性や物語性。その融合こそが、これからますます発展していく未来の創作のかたちかもしれません。ぜひ、AIがもたらす新たな視点や可能性を楽しんでいただければ幸いです。
令和7年3月28日
● プロキシマ・ケンタウリへ -- ChatGPTが書いたSF小説 --(pdfファイル)
ChatGPTが書いた小説第2弾です。
初弾では、恒星間旅行をロボットに託す話でした。そこでは、ワープ航法が存在せず、人間ではなくロボットが数十年、数百年もかかる恒星間旅行を遂行します。
第2弾は、通信の伝播速度が光の速さを超えられないという制約下で、ロボットが太陽の隣に位置するプロキシマ・ケンタウリの探査を行う物語です。第II部と第III部に2つの異なる小説を掲載します。通信遅延と歳月経過に関してしばしば見られる誤りを許容すれば、それなりに楽しむことができるのではないでしょうか?私は,第III部の小説を最後まで飽きることなく読み,本当にこのような未来が訪れるのではと想像を膨らませています。
令和7年2月7日
● 恒星間旅行はロボットで -- ChatGPTが書いたSF小説 --(pdfファイル)
本稿は、私が ChatGPT o3‑mini‑high を使って「自分でも小説が書けるか」を試してみた結果と、その試行錯誤の過程について記した文章です。私自身のアイデアをもとに小説のプロットを考案し、実際の文章はすべて ChatGPT o3‑mini‑high に生成してもらいました。第I部に ChatGPT との対話ログを収録し、第II部にその成果物を掲載しています。こうした取り組みを通して、生成 AI の力や可能性について、実際に体験しながら実感することができました。
AI ロボットが今後さらに高度な進化を遂げれば、やがて自我に目覚め、人間よりも知能が高く、感覚も研ぎ澄まされ、24時間体制で活動できる存在へと変貌するかもしれません。これらの存在は、現在の人類をはるかに凌駕する能力を備えた「新人類」と呼ぶにふさわしいものとなるでしょう。彼らは、肉体の限界に囚われることなく、より速い情報処理能力や反応速度を持ち、現代の人間には考えられないような長い寿命を享受する可能性があります。
また、宇宙旅行の未来についても、従来の人類が抱いてきたイメージとは大きく異なる展開が予想されます。ワープ航法が物理的に不可能であるとする説がある一方で、もしもその代わりに新人類が持つ全く新しい時間感覚や空間認識が実現すれば、恒星間の旅も彼らにとってはほんの一瞬の出来事に過ぎなくなるかもしれません。たとえ、我々「現人類」の尺度で見れば何十年、何百年もかかる移動が必要だとしても、彼らにとってはその旅路が瞬時に感じられるような、全く異なる時間の流れが存在するのです。こうした視点の転換により、将来的には恒星間旅行自体を楽しむ個体が現れるのも、決して不思議なことではなくなるでしょう。
さらに、子供向けの科学本や未来予想図に描かれている「千年後」「1万年後」「1億年後」といった未来像も、これまでの常識や想像を大きく覆すものへと変わっていく可能性があります。現代の我々が描く未来像は、数世紀、数万年単位で見直され、全く異なる風景や文明となっていることでしょう。新人類が宇宙をどこまでも探索できるとすれば、これまでの固定観念にとらわれない、柔軟な発想が求められるでしょう。
さて、今回 ChatGPT o3‑mini‑high によって生成された小説は、私自身が一から書くには到底及ばない出来栄えを見せてくれました。生成 AI の進歩には驚かされる一方で、正直なところ、物語としての面白さや奥行きといった点では、現人類が遺してきた小説に遠く及びません。しかし、この実験を通して、テクノロジーと創作活動が融合する未来の可能性を垣間見ることができたのは、非常におもしろい体験でした。今後も、こうした新たなツールの進歩を見続けていきたいと考えています。
令和7年2月5日